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多国籍文化が魅力のマレーシアでラグジュアリーなコンドミニアムに暮らす

日本人が「移住したい国ランキング」で13年連続1位の座を占める人気のマレーシア。高級コンドミニアムの建設が続々と進むこの国の魅力に迫る。
多国籍文化が魅力のマレーシアでラグジュアリーな<span class="d-inline-block">コンドミニアム</span>に暮らす

移住したい国ランキング13年連続1位!

マレーシアの首都・クアラルンプールは、日本から飛行機で約7時間半。東南アジア諸国の中ではインフラ整備が進んだ現代的な都市の一つであり、中心地には高さ452メートルの超高層ビル「ペトロナス・ツインタワー」がそびえ立つ。一方、少し歩くと、英国統治時代に建てられた美しいムーア建築の建物が点在するなど、歴史・伝統と最先端のテクノロジーが交差する、アジア屈指のオリエンタルシティだ。

街には中華系、インド系などのアジア人を中心に、さまざまな人種が行き交う。マレーシアは1963年にイギリスから独立するまで、過去400年間に渡りポルトガル、オランダ、イギリス、日本の支配下に置かれていた歴史をもつ。それゆえに多民族国家で、使用される言語も多様だ。公用語はマレー語、ビジネスシーンでは英語というように、マレー語に加え、それぞれの民族の言葉と英語といった具合に、言語を使い分けて生活をしている。

そんなマレーシアは子育て世代の若年層からセカンドライフの舞台を模索するシニア層まで日本人の幅広い年齢層の間で移住先として高い人気を誇っている。例えば、一般財団法人ロングステイ財団の調査によると、「日本人が移住したい国ランキング」で13年の長きに渡って連続1位の座を占めているという結果もある。人気のほどがうかがえるだろう。

リーズナブルで過ごしやすい

マレーシアは、北の国境はタイと、南はシンガポールと接する位置にあり、気候はいわゆる常夏。日中の気温は年間を通じて24℃~32℃で夜間・早朝にかけては比較的涼しく過ごしやすい。しかし日本人移住者が増えているのは、この過ごしやすい気候ももちろんだが、ほかにも複数の要因がある。

その一つとして大きいのが物価の安さだろう。1リンギットは約27円。日本の1/2~1/3とも言われる物価で、例えば、日本のマクドナルドで買う100円のソフトクリームが、マレーシアではちょうど1リンギットで食べることができる。

マンション・コンドミニアムの家賃相場は4万~10万円程度。そのほとんどにプールやジムが備わっているというから驚きだ。自然に囲まれた環境と、「グルメ王国」という呼び声が高い豊かな食文化。その双方を日本よりもリーズナブルに享受できる点は多くの移住希望者にとって魅力だろう。さらに親日派が多いことでも知られ、日本人にとっては治安もよく過ごしやすい。また、比較的充実した医療が整備されている点もポイントが高いといえるだろう。

セミリタイアをした50代や、老後の居住先を海外に求めるシニア層から、もともと英国領だったマレーシアの「イギリス英語」を子どもに学ばせるというグローバルな教育環境を重視する比較的若いファミリー世帯までマレーシア移住を検討する人は多い。

高級コンドミニアムが充実

現在マレーシアでは、続々と高級コンドミニアムが建設されている。なかでもクアラルンプール中心部(KLCC=Kuala Lumpur City Centre)周辺に集中しているのが特徴だ。この地域には「KLCC公園」、ショッピングモールの「スリアKLCC」、「KLCC水族館」、5つ星ホテルの「マンダリン・オリエンタル・クアラルンプール」、「グランドハイアット・クアラルンプール」などが集中し、利便性はもちろん、10万平方メートルという広大な公園の緑を借景に、都心部にいながら自然を感じる、充実した移住生活を送ることができる。

代表的なコンドミニアムをいくつか挙げると、まずは街のシンボルとなる最高級高層コンドミニアム「フォーシーズンズレジデンス」だ。市内のシンボルであるペトロナス・ツインタワーの真横に位置し、地上65階建、340メートル。2018年にレジデンスだけでなくホテルも開業し、マレーシアに来る観光客にも人気が高い。

同じく市内中心部に位置するのは「ザ・リッツ・カールトンブランド」と同等の開発・サービス基準を誇る「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス」だ。地上38階建で2017年に完成した。

YOO8 serviced by Kempinsky at 8 Conlay

さらに2020年12月には、ホテル、レジデンス、商業施設を融合した高層タワー「8 Conlay」のなかに、1897年創業という伝統と歴史を誇るドイツの最高級ホテルブランド「ケンピンスキー」がマレーシアで初めて開業、またそのケンピンスキーがサービスを提供することで話題の高級コンドミニアムが完成予定だ。内装インテリアは香港を拠点とするスティーブ・レオン氏や、ロンドンの女性建築家ケリー・ホッペン氏、世界的デザイン会社「YOO」などが手がけている。1LDK(65.5平方メートル)から3LDK(123.4平方メートル)という間取りまで、バラエティ豊かな498物件を擁する。

このほかにも「バンヤンツリー・シグネチャーズ・パビリオン・クアラルンプール」、「ビンジャイオンザパーク」、「ザ ・トロイカ」など超が付く高級コンドミニアムが立ち並んでいる。

教育移住やセミリタイア、リタイア後のセカンドライフだけではなく、日本の寒い冬を逃れて1年の半分を過ごしたり、バカンスの滞在拠点として活用したりと、多国籍文化を楽しむことができるマレーシアの最高級コンドミニアムで新たなライフスタイルを楽しんでみてはいかがだろうか?

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