デザイン界のオールスターが集結
世界最高級の設備とサービスを備えた高層レジデンスが軒を連ねるマレーシアの首都、クアラルンプールの中心部。通称KLCC(クアラ・ルンプール・シティ・センター)として知られるこのエリアで今もっとも注目を集めている最新プロジェクトが、2020年12月オープン予定の高級レジデンス「YOO8」だ。5つ星ホテル・住戸・商業施設を融合した高層ビル「8 Conlay」内に建設される、らせん状タワー2棟(タワーA、タワーB)を占める。
単なる複合施設としてではなく、世界でも移住先として熱い注目を集めるクアラ・ルンプールでの都市生活を”アップグレード”する仕掛けとサービスを完備するレジデンスのコンセプトもユニークだが、特に際立つのが、華麗なアーバンリビングを実現する高いデザイン性とクアラ・ルンプールでは唯一無二ともいえるアメニティの数々だ。 まずはインテリアデザイン。YOO8というレジデンス名が示すとおり、住戸の内装を手掛けたのは、世界各国で革新的な建築プロジェクトを率いてきたグローバルデザイングループ「YOO」だ。著名デザイナーとのコラボレーションでも知られるYOOは、今回、アジアにおける重鎮デザイナー、スティーブ・レオン氏と、ロンドンをベースに40年以上のキャリアと数々の受賞歴を誇るケリー・ホッペン氏に白羽の矢を立て、YOO8の内装デザインを手掛けている。まさにクリエイティブ界のオールスターともいえる英知が集結した高級レジデンスプロジェクトがYOO8なのである。
好みのスタイルで選べるインテリアデザイン
2棟あるレジデンスタワーのうち、タワーAがレオン氏、そしてタワーBがホッペン氏の手になるが、それぞれのデザインスタイルの違いが良い意味で傑出しており、居住希望者は最終的にどのレジデンスを選択すべきか大いに悩むことになるかも知れない。
まずはタワーA。コンテンポラリーな意匠のインテリアに、レオン氏ならではのアジア特有のアクセントを組み合わせた空間を構成するコンセプトは「wood(木)」と「water(水)」。リビングからダイニング、バスルームにいたるまで居住スペース全体にナチュラルな落ち着きとそこから醸成されるウェルビーイングが見事に実現している。
一方、ホッペン氏のタワーBは、デザインコンセプトが「Spring(春)」と「Urban(アーバン)」の二つにさらに分けられる。前者は、ニュートラルな素材感やデザインが気持ちの良いハーモニーとなってインテリアを構成し、調和と穏やかさを醸し出す。対するアーバンは、線で構成するミニマルで落ち着いたトーンで、時の移ろいを感じさせないタイムレスなエレガンスが特徴だ。使用する素材にもこだわり抜き、その控えめな美しさを讃えるインテリアは、国際感覚豊かな都市生活者を魅了することだろう。
KLCCでも唯一無二のケンピンスキーによる”おもてなし”
「フォーシーズンズレジデンス」、「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス」、「バンヤンツリー・シグネチャーズ・パビリオン・クアラルンプール」など世界に名だたる高級レジデンスが競うクアラ・ルンプールだが、それらと一線を明確に画すYOO8の大きな特徴が、5つ星ホテル「ケンピンスキー」によるプライベートサービスを各住戸に備えていることだ。ラグジュアリーホテルのホスピタリティを、心置き無くくつろげる自宅で味わえる。これに勝る贅沢はなかなかないだろう。
ケンピンスキーは、1897年に創設されたヨーロッパでも伝統と格式を誇る高級ホテルグループ。そのケンピンスキーが、レストランの一流シェフによる料理の数々から、ジムやスパのパーソナルトレーナー、ハウスキーピング、子どものデイケアやシッターまで様々なサービスを提供している。またケンピンスキーのトレードマークともいえる真紅の制服を着た女性アンバサダーによるコンシェルジュサービスも充実しており、ドライクリーニングからレストランの予約まで至れり尽くせりのケアを行ってくれるという。
世界を代表するデザイナーが手掛けるシックでコンテンポラリーなデザイン住戸と、同じく世界を代表する5つ星高級ホテルのクオリティ高いおもてなしが融合したYOO8。これまでの”ラグジュアリーの定義”を超えたライフスタイルがそこには実現されているのである。