森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長:辻慎吾)が、「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の隣接地において推進する「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」が、1月20日に竣工し、本日1月28日に竣工式を執り行いました。長年にわたり高級住宅市場をリードしてきた森ビルが手掛ける、最大級の規模と最高グレードを誇るレジデンスの誕生により、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」形成に向けた「虎ノ門ヒルズ」の拡大・進化は新たなステージに突入します。
都市に生きることの豊かさを享受できるレジデンス
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、民間初の大規模複合再開発事業・アークヒルズ内のレジデンス棟「アークタワーズ」(1986年竣工)以来、六本木ヒルズレジデンスや虎ノ門ヒルズレジデンスなど、長年にわたって蓄積してきた森ビルの住宅事業のノウハウを注ぎ込んだ、最高グレードを誇るグローバルレベルのレジデンスとして誕生します。
地上54階建て、高さ約220mの「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、虎ノ門エリアで最大規模となる547戸の住戸に加えて、スパ施設、ミシュラン星付き日本料理店、インターナショナルスクールなどを併設。再開発事業によって活気とエネルギーに溢れる「虎ノ門ヒルズ」を自分の家とし、都市に生きることの豊かさを余すことなく享受できる”ヒルズライフ”をご提供します。
建築デザインはクリストフ・インゲンホーフェン氏が担当。隣接する「虎ノ門ヒルズ 森タワー」および「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と調和し、東京を代表する国際拠点に相応しいランドマーク性を誇ります。インテリアデザインはトニー・チー氏が手掛け、グローバルプレーヤーのライフスタイルと、他者や自然とが調和する日本らしい美意識が共存する、洗練された空間を実現しています。
理想のレジデンスを追求するために、こだわり抜いた空間とサービス
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」では、多様なライフスタイルに応えるべく大型住戸(2BR約95m²~、3BR約120m²~、4BR約285m²~)を充実させると共に、5BR約1,270m²の超大型住戸もご用意。短期滞在ニーズに対応可能なサービスアパートメント(160戸)も備えています。
また、居住者専用のレストランやライブラリー、アートギャラリー、ゲストルームなどの共用施設に加えて、25mのプールを備えた会員制スパ「ヒルズスパ」や、バイリンガルで対応可能な健康相談室などのサービス施設も併設しています。
さらに、24時間対応のバイリンガルフロントサービス、ヴァレーサービス、ドアマン、ポーターなど、多様なサービスを提供します。
虎ノ門ヒルズエリアでは、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」に続いて、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(2023年7月竣工予定)の建設が進み、交通インフラを含む一体的な都市づくりが加速しています。当社は引き続き、虎ノ門ヒルズエリアにおける「国際新都心・グローバルビジネスセンター」の形成を通じて、国際都市・東京のさらなる磁力向上を牽引してまいります。
品質を極めた居住空間と、ひとりひとりと真摯に向き合うホスピタリティ&サービス
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」では、トニー・チー氏のインテリアデザインによって細部までこだわりぬいた、グローバルレベルの多彩な住戸プランを提供します。大型タイプの住戸(2BR約95m²~、3BR約120m²~、4BR約285m²~)に加えて、最大約1,270m²(5BR)のグローバルクラスの住戸もご用意。また、低層階には短期滞在の外国人ニーズにも対応したサービスアパートメント(160戸)も整備し、グローバルプレーヤーの多様なニーズに対応します。
また、長年にわたる森ビルの高級住宅事業を通じて培ってきたホスピタリティによって、ひとりひとりの居住者のライフスタイルと真摯に向き合い、暮らしに寄り添うサービスを提供します。さらに、サービスアパートメントに入居する外国人起業家に対する特別なサポートプログラムの提供も予定しており、「虎ノ門ヒルズエリア」のさらなる発展にも寄与します。
主なサービス
フロントサービス(24時間対応)/ドアマン&ポーター(24時間対応)/ヴァレーサービス(24時間対応)/ルームサービス 等
建物全体を「自分の邸宅」として楽しむための多様な共用施設
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、日々を豊かに過ごす場所であるとともに、建物全体を「自分の邸宅」としてゲストを招くための機能や共用施設にもこだわっています。
朝食からオールデイダイニングやルームサービスを楽しめる居住者専用ダイニング「虎ノ門ヒルズキッチン」や、ラウンジスペースの「ゲストハウス リビング・ダイニング」および「ゲストハウス ゲストルーム」、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」のためだけに制作されたアートが設置される「ザ・ギャラリー」や「ライブラリー」などをご用意しています。
また、建物内には、25mプールやジム、エステサービスを提供する「虎ノ門ヒルズスパ」や、24時間バイリンガル対応の「健康相談室」も併設されています。
住宅共用施設例
- 虎ノ門ヒルズキッチン(1階)
居住者の皆様に加えて、ゲストの方にもご利用いただける専用ダイニング。高品質で安心な食材を使用したナチュラルフードをご提供し、朝食からオールデイダイニングやルームサービスをお楽しみいただけます。
その他の併設施設例
- 虎ノ門ヒルズスパ(2・3階)※2022年4月1日オープン予定
忙しい日常の中で、心と身体の健康、そして、美しさを保つための会員制フィットネス&スパ。25mのプール、フィットネスジム、エステティックサロン、カフェ(2022年10月オープン予定)などの多様な施設を備え、パーソナルトレーニングなどのメニューをご用意しています。 - 健康相談室(2階)※2022年秋頃オープン予定
東京慈恵会医科⼤学附属病院と連携し、医師に加えて、24時間常駐する看護師バイリンガルが対応する居住者向けクリニック。日々の健康相談のほか、体調不良時や怪我の際の緊急対応も実施します。
ミシュラン3つ星レストランやインターナショナルスクールも併設
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」内には、15年連続でミシュラン3つ星を獲得した日本料理店や、子育て支援施設を兼ねたインターナショナルスクールなどの個性あふれる施設に加えて、便利で豊かな都市生活を支える商業店舗を併設しています。
- 日本料理 かんだ(日本料理)
日本料理では唯一となる、ミシュラン3つ星を15年連続で獲得したレストラン「かんだ」が、元麻布から虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーに移転。オーナーシェフの神田裕行氏は徳島で日本料理を営む家に生まれ、大阪で料理人としてのキャリアをスタート。23歳で渡仏、パリの日本料理レストランで5年間料理長を勤め、帰国後は料亭「青柳」にて研鑽、2004年に独立。目の前のお客様の気持ちを汲み、最も喜んでいただける料理を提供することが神田氏の目標。
2022年2月15日オープン(予定) - EtonHouse International PreSchool Tokyo(インターナショナル プリスクール)
海外12ヶ国で100校を超えるインターナショナルスクールを展開するイートンハウスインターナショナルエデュケーショングループの日本校。子ども達の興味や好奇心による「子ども主導のプロジェクト」という方針のもと、15ヶ月~5歳を対象としたインターナショナルプリスクールを中心にアフタースクールクラスなどを展開。
2022年4月4日開校(予定) - La maison JOUVAUD(パティスリー)
フランス・プロヴァンス地方で親子3代に渡り70年以上続く、歴史ある名門パティスリー。日本では東京広尾、KITTE名古屋、京都祇園、ジェイアール京都伊勢丹に続く5店舗目の展開。現シェフ ピエール・ジュヴォーは素材を活かした菓子作りに定評があり、特にプラリネやメレンゲ菓子の評価が高い。伝統的な技術を守りつつ、新たな挑戦を続けるパティスリー。
2022年7月オープン(予定) - セブン-イレブン(コンビニエンスストア)
2022年7月以降オープン(予定)
この住宅のためだけに制作されたアート作品
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」のエントランス、フロント、ラウンジなどの共用部には、この住宅のためだけに制作された数多くのアート作品を展示しています。2003年の開館以来、現代アートを中心に多ジャンル・多国籍のアートを日本から世界に発信してきた森美術館が、本プロジェクトに相応しい洗練と落ち着き、都心の高層ビルで感じる自然や季節感や人の手の温もりが残るアートワークを選定しました。
展示作品例
- サム・フォールズ
《無題》2021年 陶板 960.8×448.7cm - ソピアップ・ピッチ
《Rise to the Sun》2020年 竹、籐、ステンレススチール 318×296×55cm - ベルナール・フリズ
《Menge》2020年 アクリル絵具、キャンバス 396.5cm×305cm - タジマミカ
《ネガティブ・エントロピー(虎ノ門の建設現場、朝の体操、フルワイド、赤、ヘックス)》2020年 綿、ポリエステル、ナイロン、吸音性フェルト、木 274.3×137.2×5cm - フランシス真悟
《インフィニット スペース(バイオレット -ターコイズ)》2015年 油彩、麻 194×162cm - 石塚源太
《感触の表裏(on wall)》2021年 漆 137×98×52㎝
世界を代表する建築家・デザイナーの参画
建築デザインは、クリストフ・インゲンホーフェン氏(インゲンホーフェン・アーキテクツ)が担当。既存の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」との調和を考え、デッキや愛宕山の緑の連続性に配慮し、国際的なビジネス拠点にふさわしいデザインになっています。インテリアデザインはトニー・チー氏が手掛け、他者や自然と調和する日本らしい美意識とグローバルライフスタイルが共存する空間を実現。都市に暮らすことの豊かさを享受するための新たなライフスタイルを提案します。
クリストフ・インゲンホーフェン
1985年よりデュッセルドルフにて建築事務所インゲンホーフェン・アーキテクツを率いる。サステイナブルでエコロジカルな建築デザインが広く世界的に評価されており、国際的な賞も多数受賞している。
<代表作>シュトゥットガルト中央駅(シュトゥットガルト)、1 Bligh(シドニー)、マリーナ・ワン(シンガポール)など。
トニー・チー
tonychi創立者兼代表取締役。1984年の設立以来、ホテルやレストランなどのプランニング、コンサルティング、インテリアデザイン等を手がける。
<代表作>グランド ハイアット 東京、アンダーズ 東京、パーク ハイアット上海、ローズウッドロンドン、インターコンチネンタルジュネーブなど。
「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」概要
- 所在地:東京都港区愛宕1-1-1
- 敷地面積:約6,535m²
- 延床面積:約121,000m²
- 建物高さ:約220m
- 階数:地上54階、地下4階
- 構造:RC造(一部S造、SRC造)
- 用途:住宅、店舗、子育て支援施設、スパ 等
- 住戸構成:1BR(約55m²)~5BR(約1,270m²)
- サービスアパートメント:1R(約35m²)~2BR(約110m²)
- 事業者:森ビル株式会社
- 設計者:(基本設計)株式会社久米設計、(実施設計)株式会社竹中工務店東京一級建築士事務所
- デザイナー:(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)トニー・チーほか
- 施工者:株式会社竹中工務店
開発の経緯
- 2015年9月:国家戦略特別区域特定事業認定
- 2015年9月:都市計画決定
- 2017年3月:着工
- 2022年1月:竣工